障作連の基本理念
〜 "障作連" のめざすもの 〜

1. 基本的な考え方

 ノーマライゼーションの理念をふまえた完全参加と平等な社会をめざして、私たちが住む相模原という「まち」が障害者も含め誰でもが安心して快適に暮らせる「まち」になるように活動することが、"障作連"の目的です。

1.社会の変革

 ノーマライゼーションとは、障害や病気があっても、年をとっていても、人間には誰だって地域の中で「ふつうの生活」を送る権利があり、社会はそれを支える責任がある、という考え方がノーマライゼーションです。
 病気や事故、その他様々な理由により脳や身体、器官などの機能が低下または失われてしまっている部分を障害といい、その事により社会生活をしていく上で不利な状況に置かれる事を社会的不利=ハンディキャップといいます。
「障害者に関する世界行動計画」(1982) でもハンディキャップを社会の側の問題としてとらえ、社会的な環境条件を障害者を含んだすべての人たちに合うように変革することを強調しています。

2.障害者の人権確保と意識改革

 社会的不利(ハンディキャップ)の中でも近年心理的なものが大きな問題となっています。それは、無知と無関心による偏見と差別の目で障害者を、「社会の役には立たない可哀想な人」としてとらえ、障害者が発している当たり前のはずの要求を排除してしまう事が多くあるためといえます。
 障害者も同じ欲求や権利を持つ人間であり、ともに社会の中で生きていく「共生」という考え方が基本になります。

「障害者基本法 第3条」では

  1. 全ての障害者は、個人の尊厳が重んじられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利を有するものとする。
  2. すべて障害者は、社会を構成する一員として社会、経済、文化、その他あらゆる分野の活動に参加する機会を与えられるものとする。

と、理念を掲げています。
 "障作連"は、障害のある人とない人といった一つの尺度で社会を分けるのではなく、同じ人間としてお互いに助け合い、交わり合う普通の関係を築いていきたいと考えています。

3.地域での自立生活の実現

 従来「自立」を目指すというと、経済的に独立し、他の人に頼らないで生活する事が目標だと誤解されていました。しかし現在はグループホームなどの制度もでき、援助を受けて地域に暮らす障害者も増えてきました。
 地域で自立生活を行うには、障害者が自分で自分の生活を立てる事が求められ、その人の人生観や価値観によって、日常生活の中で多種多様な選択肢の中から自分で選択し、自分で決定(自己選択・自己決定)してはじめて自立した生活といえます。


2. "障作連"の役割

 私たち相模原市障害者地域作業所等連絡協議会(通称:"障作連")は、社会的不利益がまだまだ残っている現状を少しづつ改善していく為に活動しています。
 誰もが安心して生活していくためには、地域での生活する場(グループホームなど)や活動をする場(作業所や施設)があり、移動・介助が確保され必要なサービスや相談を受けられるようにしなければなりません。
 障作連は日中の活動の場や働く場作りをはじめとし、就労や余暇活動、自立生活活動等の個々の課題について取り組んできました。今後も相模原の地域において障害のある人たちが「ふつうの生活」を実現するために活動していきます。

このPageのTopへ